倉敷帆布

倉敷帆布は、国内の帆布生産の70%を占め、一級帆布と呼ばれています。
130年以上受け継がれてきた高度な糸撚り技術により、綿100%の原糸数本を撚り合わせ、しなやかさと強さを併せ持つ糸が使われます。職人の経験と感覚を頼りに、現在は廃盤となったシャトル織機で少しずつ丁寧に織り上げられます。1台の織機で1日に織れるのは、50〜70メートル程度。
丁寧にゆっくり織ることで、倉敷帆布ならではの独特の味や風合いが生地に生まれます。